企画展「尾﨑卓爾ー中岡慎太郎を語り継いだ人物ー」開催について
2025/10/09

秋期企画展「尾﨑卓爾ー中岡慎太郎を語り継いだ人物ー」を10月11日(土)~11月17日(月)に開催します。

 

 大正15年(1926)中岡慎太郎を初めて取り上げた書籍『中岡慎太郎』が出版されました。

 この本は北川村出身の尾﨑卓爾が故郷の偉人〈中岡慎太郎〉を世間に広めるために執筆したものです。

 政府やマスコミによる勤王思想普及活動が高まった昭和3年(1928)に出版された増補改訂版は、時代背景である幕末政治に関する記述が追加され、幕末史全体からみた中岡慎太郎の功績を解説する記述に変化し、日本の〈英雄〉慎太郎としての功績が具体的に書かれています。

 そして本書は、中岡慎太郎の手紙、政治論文、日記などの資料、本書でしか知ることができない幼少期のエピソードが収録されているため、慎太郎を調べる手引書として貴重です。

 本展では著者の尾﨑卓爾がどんな人物なのか、本書で描かれる〈英雄〉中岡慎太郎とは、本書にしか書かれていない中岡慎太郎の面白エピソードを紹介いたします。

 

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